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2030年CO2排出削減47%、再エネ出力40%に向けてそれだけをやると

現在発生している九州電力管区の「出力制御」より酷い状態が全国的に発生することが

予想されます。

「捨てるほど余っている電気をなぜ安価で国民に回す事が出来ないのか?」

現在発生しているこの課題をおきざりに、再生可能エネルギー導入速度を速めても事業者が倒れるだけです。

まずは、「昼間の電力需要の創造」「来るべき未来にマッチしたインフラへの革新」

を進めるべきでないでしょうか?

小売り電気料金とすべてのベースとなる託送料金を再エネの出力に合わせて安くすること

逆に再エネの出力が出ない時間帯の電気代を高くすることで、経済的合理性を求め

より安い電気代で国民が活動できるようになります。

「安全・安心・安定のライフラインを作る」会社です

みずからの法人で太陽光発電設備を運営すると共に

災害時非常用電源設備として災害時に地域の方に

少しでも役立てる仕組みを構築しています。

あわせて、再生可能エネルギー発電事業者にとって

役に立つ情報を発信していきたいと思います。

自分が見ている世界をできるだけ伝えたい

発電事業者として「いつもありがとう」と言われたい。

だから一人でも多くの人に太陽光を好きになってほしい。

この業界は「美辞麗句で人を惹きつけたけど現実とのギャップが激しく多くの人が幻滅した。」という過去を持っていると思います。

だから自分が見えている世界をそのまま伝えて「それでも好きになってくれる人」

を探そう!!

そういう人なら2050年にも一緒に笑っていられるはず。そう信じています。

災害時非常用電源設備

電気業は電気を使ってくれる人がいるから成り立つ事業です。
自宅付近でも、ちょっと馴染みの無かった場所であったとしても
そこを自分の土地として家を建てれば、まわりはご近所さんですね。

発電所を建てたとしても、周りはやっぱりご近所さんですね。

そんないつもお世話になっているご近所さんに何かできる事はないかな?
と考えて自分ができること「太陽光発電」で何か役に立てないかと考えました。

そしてたどり着いた1つの答えが「非常用電源設備」です。

停電を伴う災害が発生した場合は、うちの太陽光発電所で作った電気を自立電源として開放し
ご近所さんに使ってもらいたい。
昨今では携帯端末の充電はどんな時でもしたいものです。
うちの太陽光発電所の出力ならそれこそ地域中の携帯端末をつなげても大丈夫です。

うちの太陽光発電所は小学校のまん前です。
災害避難所にもなっている小学校からすぐの太陽光発電所。

そこにフェンス外からAC100Vコンセントをつないだら電気が使える仕組みを作りました。
現在は予算の関係で、パワコン2系統から1.5kWの合計3.0kWとケーブルドラムです。
実は、太陽光発電所って停電していると売電できないんです。
系統が停電していると安全上の理由でパワコンは売電を止める動きをします。
技術的にも太陽光発電所のパワコンは系統の周波数にあわせて系統に有効電力を送り込んでいきます。
つまり、停電しているとタイミングを計れないのでパワコンはとまってしまいますので
発電が止まります。
発電が止まると、太陽光は全て熱に変わり何も生まれません。
んじゃ、停電すると太陽光発電所って役立たずなの?というとそうでもありません。
パワコンには自立運転モードというのがありまして、これまた法規の都合で1.5kWまで
電気を取り出せます。
そうです、自立運転モードにすることによってどのみち熱になってしまうエネルギーを地域の人に使ってもらえるのです。
なので、普段は売電しながら「いざという時に」地域に貢献することができるのです。

24時間対応災害時非常用電源設備

災害で一番電気が欲しいのは夜だと思います。

しかし、太陽光発電では夜間電気を供給することはできません。
そんな時、電池を使ったらどうでしょうか?

ソーラーパネルで発電した電気を、蓄電池に一旦保存し、その電気を使います。

そうすることにより、悪天候や日没後でも電気を使うことができます。

蓄電池を使うことによって、

・日中に発電量が集中する問題

・日没後に急に電力が足らなくなる問題

・天候によって太陽光の発電量がバラつく問題

これらの問題を緩和することが出来ます。

これからの再生可能エネルギーを楽しみながら進化させる事のできる電力事業者でありたい。

合同会社発電道楽とはそんな会社です。