僕の言っている事が正しいからお前は間違っている

Pocket

唯一の正解

6歳の頃からずっとテストをやってきた。

正解は1つでそれ以外はすべて間違い。

そして先生(国・会社)の言うことは絶対的に正しい。

長い時間かけてそのことを習慣化してきた。

それは今の歳になっても変わることがなく頭でわかっていても

なかなか、その思考から離れることができない。

正解以外は間違い

「正誤(善悪)2元」気が付けば線引きをし善か悪かに色分けしたがる。

引いた線はあくまで主観的な考えで引いたものであり

他者は別の線を引いてしまい、線引きの正誤について互いに言い争うそんな社会が続いている。

普遍的な真理

「長い間教育を受けて自分では正誤の線引きは正しく、それなりの自信がある」

多くの人は自分自身そう考えている事が多いように思う。

ただそれは、自分の主観的な線引きであり、

他者からすると全く非合理だったり非論理的だったり、そもそも論外であることもある。

「人は死ぬもの」など普遍的な真理はあるものの

それら真理はあくまで数えるほど

今日もネットでは主観的な線引きをめぐって争いが起こっている。

相手の真意を探るべし

主観的な線引きをする限りは見えてこないが

相手の立場を想像して思考すると、ある程度線引きや常識の違いが分かる時がある。

会社や組織人である場合は上下関係があり部下には100%こちらの意向が通る。

(100%指示が実現されるわけではないが)

それに慣れ親しんだ者が、その場所を離れる時

強制力が働かない環境で人と接するようになった時

結構苦しむことになることがある。

今まで以上に相手とちゃんと向き合い、経営者としての力をつけていきたいと思う。

そういう面では今までかなり恵まれていたと思うし、無知であったと思います。

コメント

  1. yuki2822 より:

    価値観もヒトにもよりますが、
    立場に依っても(笑)変わりますよね。

    うちの子供は小さいころ、ずっと
    結果の平等(5分交代) VS. 機会の平等(1回交代)
    で戦ってました。

    ビジネスの世界では
    内容 VS. 言った人
    が多いでしょうか。

    以前は、内容で決まるべきで、言った人で決まるのは変だと
    いう価値観の世界に住んでいましたが、
    最近は必ずしもそうではないとも思っています。

    内容で決められても、言った人で決められても
    自分の発言が採択に大きな影響を与える
    発言者目線ですと、そんなヒトで居れたら良いですね。

    経営者目線ですと、採択されなかった意見の発言者を
    どう遇するかが、力量として問われると思っています。

    • gomashio より:

      なるほど、そういえばうちもご飯の争いは結構激しかった記憶があります。

      なかなか難しい問題ですね。
      特に発信者としては確かに自分の意見に賛同して欲しかったり、なにか人の助けになりたかったり、いろいろありますが、
      逆にふとした話で妙に揚げ足を取られたり、望んでもない答えを強要されたりすることがありますね。
      まあ、言い出したらキリがありませんので、なるべく楽しく発信できたらいいなと思っています。