第2発電所の完成図書が届きました。

Pocket

第2発電所の(ほぼ)完成図書がこちらに送られてきました。

うれしい誤算もありましたが、

基本的には経産省の要求を満たしていないように見えます。

うーん、ぶっちゃけると満たしているかどうかよくわかりません。

内容を確認したところ下記のものがありました。

・設計図(土地平面図面)
・引き抜き試験位置
・ストリング配列図
・関係法令手続状況報告書
・施工写真
・引き抜き試験写真
・架台構造図
・竣工検査成績書
・システム管理表
・PCS検査成績書
・パネル仕様書
・PCS仕様書

一方経産相からの注意喚起文章にあったものと比較してみたところ

・設計図書

→設計図(土地平面図面)がここに該当すると判断
・太陽電池モジュール仕様書
・支持物の構造図及び強度計算書
・地質調査結果、載荷試験(杭、平板)結果
・設備の配置図
・電気設備の配線図(単線結線図)
・施工記録

→写真と関係法令手続状況報告書がここに該当すると判断

という訳で、焦点となるのは下記の2書類の項目になります。

・支持物の構造図及び強度計算書
・地質調査結果、載荷試験(杭、平板)結果

・支持物の構造図及び強度計算書

については、ナナメよみしたところ、

1.5倍の応力について言及しているところがあり2018年10月以降の改定を意識した記載がありました。

少なくとも方式については、理解できるようによみ進めてみます。

・地質調査結果、載荷試験(杭、平板)結果

一番危険に見えるのは図面のE地点

E地点のn値が5.2kNと記載されています。

どうやらガイドラインで言及されている

「十分な支持力(圧縮力・引抜き力・水平力)」

の中で引き抜き力のみを測定し強度計算したので大丈夫という結論に導いているようです。

オーナーの感覚としては、

ポイントEについてはどう見ても強度が弱く「これでOK」とはとても言えないです。

しかし施工業者からは問題ないという旨の答えが返ってきている。

やりたいことはこれだけなのに

一言で言えば「安心したい」ただそれだけなのに

・災害で倒壊しない安全な工作物であること

・想定外の災害で、保険適用でき皆さんに迷惑をかけないこと、

発電所を修繕できること

・Gメンにつかまらない事

道が遠すぎて困る。

うれしい誤算というのは、関係法令手続状況報告書にて

太陽光の関連法令についてのチェックがされています。

こっちの面では

業者「ちゃんとやってんねんぞー!!!」

ご「おみそれしましたー!!

という事になっていますので、うれしい誤算も報告しておきます。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/fit_2017/kannkeihourei_kisairei.pdf

このような資料です。

↑これ必須資料なんですね。次回は自分で申請する予定なのでどのみち参考にします。

====お知らせ====

再生可能エネルギーで災害時に安心を届けたい。

《募集》いっしょにやりませんか?あなたの太陽光発電所を災害時の非常用電源設備に!!

============
YOUTUBE

もれなく動画をチェックできます。

チャンネル登録はこちらから

通勤のお供に「ごまTUBE」

============

物件購入検討時に絶対やっておいて欲しい最重要な3ポイント

10分でできる!太陽光発電シミュレーションのやり方

5分でできる太陽光発電所の20年シミュレーション

意外とされてない重要な事前準備

============

コメント

  1. 橋本伸吾 より:

    いつも情報発信ありがとうございます(^^)
    気になったのは、N値は地盤の強度を表す数値で引抜き強度を表す数値では無いことですね。
    E地点の5.2kNというのは、約520kgの引抜き荷重を言っていますが
    正確にはN値は、E地点の地盤調査結果で深度25cmごとにいくらの地盤強度が出たかを表すものです。
    E地点の根入れ1m20cm地点のN値(地盤強度)が気になりました。
    よって、地盤調査データを見ないと、杭の根入れ長や引抜き荷重が適正かは判断材料として足りていないと思います。
    参考までに。

    • gomashio より:

      結局のところそのポイントで長期、短期的にどれぐらいの力に耐えられるかのみだと思います。
      地盤強度があれば動かないし、なければ抜けるだけのことかと。
      それよりも、どう見ても盛り土の北端の強度がOKとなってしまうのはどういうからくりなのか?
      そっちの方がよっぽど気になりますね。