どうも抑制おじさんです。
なんかずっとブログ更新してる感じです。
【九州電力出力制御-xxxx】が多くなりすぎて何のことやらですが
出力制御ダメージ(仮)を算出したところで
「その問題に対して、もしその通りになったら、どう対応しよう?」
ここが一番大事なので、週末を利用して皆さんご意見頂ければ幸いです。
一応、イージーな例を記載しておきます。
Table of Contents
狼狽売り
間違いなく二足三文で買い叩かれます。
売るなら出力制御装置を付ける、つけないと言っていた時期までかなと思います。
なんとかキープした方がいいように思いますが、
それは施主の方のお考えと状況次第ですね。
なんか最近、土地や設備売ってくださいのセカンダリ業者さんにうちの情報が使われてるんじゃないかと思うぐらい、うちにくる「売ってくださいチラシ」がなんか見覚えあるフレーズで溢れています。気のせいだといいけど
つーか、経産省の晒しリストって誰得なんすか今のとこDMが鬼程くるんですけど。。。
なんとか耐える
収益設計値IRR4%~6%で、当初想定外「ー10%級爆弾」が今ほぼ確なだけでも
3つ程見えていて耐えられる計算はよくわかりませんが、頑張ってたえる方法ですね。
・現金投資の方or最初に自己資金をかなり入れた方
・自社施工された方
ぐらいでかね。これできるの
マジで誰かエネ庁に算数を教えてあげてもらえませんか?
それとエネ庁と電安課仲良くするように教えてあげてもらえませんか?
持ち出しする
「何とか耐える」とほぼ同意ですが、
とりあえずマイナスが出たら手持ちのキャッシュで凌ぐ方法ですね。
トータルでプラスならいいのよという人向け
返済期間変更
売電債権がある20年ローンに変更すると、
利息は増えますが当面のキャッシュフローには余裕がでるかもですね。
期間変更伴いますが、実際の状況に合わせて「ここまでなら返済可能」という事を
ぶっちゃけ金融機関と話しながら進めると活路が開けるかも。
結局「不良債権」と「支払い猶予」どっちがいいですか?
という択を提示する訳ですけど、銀行側は不良債権は嫌なので交渉の余地はありますよね。
周りは「自己責任でしょ」というかもですが
ちゃんと事業を続けていて、返済厳しくなったのは「まじでしょーがないじゃん!!」
と居直るぐらいの感覚でいても許されるんじゃないかなと思います。
あまり直球で受け止めすぎて「不良債権」にするより、そこそこ頑張って「ちょっとでも返せた」方がマシぐらいでいいかも。
※最悪ギブアップしても、実は意外といけるという先輩経営者は仰います。
補助金などを頼り耐える
出力制御はコロナのせいではないと思いますが、売り上げがかなり落ちるわけで
何か補助金的なものを受給できないか探してみるという感じですかね。
もう一つはコロナ禍で需要が落ちていることが明らかなので、コロナ対策特別融資に申し込める可能性があるということです。
理屈が(事業者にとって)完璧すぎて恐ろしい浜崎さんの主張
いずれにしても、今後は「20年で投資回収して利益を得る」という話
実は「詐欺まがいの商法」で「30年-40年かけて利益を出していかないといけない事業」だったのよね。
と頭を切り替えていった方が幸せではないかな。
GAFAMに虐められて再エネ由来電気確保できたら多少赤字でも構わんという企業さんやちょっと儲かったんでソーラーで税金繰延とかいう人たちがいるのでソーラーはしばらく堅調な感じになると思いますけど、ソーラーメインの人はかなり厳しい状況に追い込まれる感じですね。
とりあえず実利回り10%で抑制喰らったらどうなるかEXCELシミュレーション
https://drive.google.com/file/d/1tdsfLrc00FbUnt5JXjgHDTAXlklMVXzY/view?usp=sharing
※ダウンロードボタンを押してダウンロードしてつかってください。
権限リクエストする人が後を絶ちませんが、完全シカトなのでよろしくお願いします。
サラサラっとつくったので、間違いあったらコメント頂けると嬉しいです。
P.S.
本来であれば、蓄電池つけて畜エネするって発想が一番最初に来てしかるべきなんですけど
そもそも論で継続が厳しい人たちがどんどん出てくるのが問題だと思います。
テクニカルにはこういう手法になって、余剰に人が流れるのは自然な流れ。
次はnoneFITに人が流れると、そういう話ですね。
最後に、出力制御は全国展開されましたので、お知らせしておきます。
コメント
信販で15年から20年とか変更可能なんだろうか?
金利固定から変動になって、ABL含め担保付くかんじですかねぇ。
トータルリターン減っても月々の支払のマイナスなかったらいいよね。
自分は幸い抑制保険に入ってるのでカバーできると思ってますし、そもそもローンの終わる15年後までキャッシュフローは期待してなくて年金積み立てのつもりでいてます。今となってはつまらん投資でしたが、まあいいかって感じですね
ありがとうございます。
ちなみに抑制保険って次の契約更新っていつごろになります?
損害が確実な保険商品って基本的に存続できないと思いますし、更新後は払い戻し額より掛け金が高くなるのが当たり前な気がします。保険会社ってすごいですね。
まあ、最初約束した分はやらないとダメだとは思いますけど。
まあ、持ち出しがないか許容範囲であればそれは幸いです。
たしかに言われる事はごもっともですね。メンテナンスパックに付いている保険なので保険料はどうなるのか聞いてみたいところです。しかし更新の度に保険料が損害額より上がって行く保険てそもそも保険ですか?って感じですね。保険の意味が無いです。もしそうならほぼ全員の皆さん困った事になりますね。抑制は全国天気されるんですやね
ありがとうございます。なるほどメンテナンスパックですね。
最終は保険会社のはずですけど、発電所販売店が「抑制保険あるから大丈夫」といって発電所売ったケースですね。誰が担保するかですね。ふむふむ
そうですねー。保険って発生確率がある程度低く、当たると結構致命的な損害があるものをみんなで薄めるって商品だと思うのです。
抑制保険って最初はこんなに発生する想定がなかったので商品として登場した経緯があったはずです。2018年からは100%発生する事象となったので、保証額+手数料が商売上必要つまり、保険として成立しない。が僕の認識です。
保険会社としてはいままでのいきさつ上、即刻中止できないと思いますけど、2018年から新規受付してないと聞いていました。まだあるんですね。
今後の扱いを確認された方がいいと思います。
それと全国展開されちゃいました。これからは抑制保険って入れないと思います。ただ、今入れる商品が残存しているのであれば入っておいた方がいいかもですね。今の流れからするとテクノロジーが追い付かないと抑制は不可避ですから。
九州電力で出力制御が実施されているのはわかるのですが
これは当初条件が年間約3%という条件なので設置を実施
したけれどこのままでは年間それ以上制御されるのが確実
な為、約束が違うじゃないかという事で合っていますか?
自分関東なので良くわかっていないのですがなにが起こ
っているのか知りたく質問しました
指定ルールというオンライン制御されているグループが昨年と比べて急激な出力制御に遭遇しています。(いまここ)
九電は「今年度は3%ぐらいじゃね?」という予測でしたが4月で制御量3%に達する勢いなので
指定ルールというオンライン制御されている発電事業者が「なんでやねん!!」となっています。
ここでの話は、今後出力制御が年ごとに増えていく、発電側電力基本料金など後付け費用が加わる、撤去費用積み立て(これも後付け)が始まる。
こういう費用負担がどんどん出てきて、予定していた手残りを全部取られてお金が残らない人が出てくる可能性がある
そういう時にどうしたらいいでしょうね?
というお話です。