非常用電源として最適な道は?

Pocket

野立て産業用太陽光発電所に自立電源を!
ということで「非常用電源」の認知度を上げる活動をしております。

近々(といっても2月?)に連系予定の2つの太陽光発電所に対して
どのようにするのがベターなのか、日々悩んでおります。

該当の太陽光発電所

1.重塩害地区
なぜかPanasonic vbpc255c2設置予定となっている

2.通常地区
パワコンはOMRON KPVの予定

1.の業者さんは、OMRONかPanasonicのパワコンがメインのようで、
Panasonicは重塩害対応のパワコンがないので、
OMRONのKPV-A55-SJ4という重塩害対応タイプを主軸にするしかない。

その上で、KPVシリーズは自立電源がないので、
KPVのうち1台をKP55M-SJ4/KP55M2-SJ4という
同じく重塩害対応タイプにすることにより、
自立電源を1回路付けるという形を取る方向で、業者さんに提案している。

こうすることで、かなりやりたい事が実現出来るわけですが、
2つほど問題点が残ります。

a.自立電源の使い方が「OMRON仕様」なので使いにくい
b.対応する監視装置に制約が出る。

a.は分電盤ブレーカの上げ下ろしや、パワコンのスイッチ操作が必要で
一般の方に操作頂くにはちょっと敷居が高いというところ。
もう、ここはOMRONさんに頑張ってもらうしかないけれど、
今は何も出来ない状態ですね。

b.は施工マニュアルを見る限り、監視装置のラインが、KPVはシリアル、
KPMはethernet(LAN)であることです。

現在のところ、監視装置はL-EYEを付けてもらう予定なのですが、
ラプラスの仕様によっては、パワコンの混在がNGかもしれないという
懸念があります。

エコめがねにすれば何とかなるのかしら?

2.は塩害関係ないので、Panasonicにパワコンを変更してもらおうかしら
とも思いながら、Panasonicは皮相電力一定制御であるし、
KPVより変換効率が0.5%低いこともあり、9台vbpc255c2にするのも
「ちょっと嫌だな」という、かなり細かいところで悩んでます。

vbpc255c2にすると、自立電源は自動切換えできる事でもあるし、
非常用電源設備としては、理想的な形になります。
しかしながら、発電効率が目に見えて低下するのは避けられず、
悩ましいところです。

KPVを8台とvbpc255c2を1台という変則運用できるかどうか、
業者さんに相談してみようかしら。
そうなると、こちらも異メーカでの異機種混合だし、
監視装置選びが、また大変です。

せっかく、通信プロトコルは各社ほぼmodbusなんだし、

マルチコネクトできるようにしませんかー。
そうすれば楽になりますよね?メーカーさん。

====お知らせ====

再生可能エネルギーで災害時に安心を届けたい。

《募集》いっしょにやりませんか?あなたの太陽光発電所を災害時の非常用電源設備に!!

============

YOUTUBE

もれなく動画をチェックできます。

チャンネル登録はこちらから

通勤のお供に「ごまTUBE」

============

物件購入検討時に絶対やっておいて欲しい最重要な3ポイント

10分でできる!太陽光発電シミュレーションのやり方

5分でできる太陽光発電所の20年シミュレーション

意外とされてない重要な事前準備

============