九電固定スケジュールから見た年間制御予測

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九州の発電事業者様から今後の出力制御の予定である固定スケジュールを教えて頂きました。

傾向は下記表の2021年度(予定)の欄

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度(予定) 2021年度(7掛け) 2021年度(6掛け)
4月 20 22 19
5月 10 16 23 16.1 13.8
6月 0 2 20 14 12
7月 0 0 1 0.7 0.6
8月 0 0 1 0.7 0.6
9月 0 1 9 6.3 5.4
10月 4 3 1 21 14.7 12.6
11月 4 10 0 6 4.2 3.6
12月 0 1 0 0 0 0
1月 1 5 1 0 0 0
2月 1 11 5 0 0 0
3月 16 15 12 21 14.7 12.6
合計 26 75 60 121 71.4 61.2

固定スケジュールとは年度初めに電力会社が予測した出力制御実施予定です。

実際は、オフライン制御は前日までに、オンライン制御は直前に指示されるのため

実際出力制御されるかどうかは現段階では分かりません。

ただ、年間の九電ベースライン(需要)と供給を1日毎に比較して予測しているであろうと思われますので、ある程度年次の傾向はつかめると思います。

2021年度(予定):九電固定カレンダー、4月は抑制実績

2021年度(7掛け):固定カレンダーを2019-2020年度実績平均に合う程度に補正

2021年度(6掛け):固定カレンダーを「九電事前説明の制御回数60回程度」に補正

ここから分かる事は

春の制御は6月頃まで続く可能性がある。

秋の制御が9月末から11月頭あたりまで発生する可能性がある。

来年の3月からまた制御ラッシュとなる可能性がある。

残念ながら売り上げ減少となると思いますので事前に準備or腹づもりが必要ですね。