低圧発電所はじめての系統連系

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今日は第一発電所の連系日でした。

こみあげてくる喜びを噛みしめる一日になるはずでした。

販売業者さんからは「問題ない」という連絡がありました。
しかし、遠隔監視の画面を見る限りかなりおかしい。

今までの対応が非常に怪しかったこともあり、

予測していた点をそのまま憮然と見つめることとなってしまいました。

完工検査を適切に行うということが、現在太陽光の分野ではできていないと思います。

そもそも発電所はインプットがお天気任せです。

刻々と変わるお天気状況に合わせて、アウトプットが正しいかとうかを

その瞬間瞬間に適切に判断する術がありません。

※なくはないけど、殆どの人が知らないし、結構面倒臭い。

 ・設備の初期不良

 ・施工不良のチェック

本来、適切に施工が行われていますよ。という確認をしてほしいところなのですが、

実際は「だいたい合ってる。」ということを見て終了としてしまう、そんな残念な状態ですね。

本日午後連系があったのですが、全PCSがほぼ定格運転してたのでOKという連絡が入りました。

こちらで監視装置をちらりと見るといくつかのPCSの出力が他の60%ぐらいで推移しています。

あきらかに他PCSと比べて出力が減衰しています。

もしくは図面のPCS番号と遠隔監視のPCS番号が逆であれば、ある程度配置から差し込む影の存在を考慮すると納得がいかないでもない状況ですが、

ありえない角度から影が入っている事を監視装置が示しています。

こちらは、遠隔で現場の状況がさっぱりわかりませんが、何かおかしいということだけははっきりとわかります。

業者はそのまま引き上げたとのことでした。

設備の売買契約を巻く際に、今日の状況が十分予測できたのでその点指摘したにも関わらずかなり完工検査の精度がザルすぎると思います。

すごい高い買い物ですが、なんだかまがいものを掴まされた感がぬぐえませんね。

「FLIR ONE for ANDROID Gen 3 USB-C 435-0005-04」

とりあえず、これを事前に発注しているのでまずはホットスポットの確認と、監視装置の数値をもとに施主側でちゃんとチェックすることは最低限必要ですね。

まずは週末にでも影の状況とあわせて発電量をチェックすることにします。

まあ、良かったこともあります。半日見ただけですが、系統電圧がかなり低く電圧抑制がかかる可能性が低そうです。

まあ、良くも悪くもこれからが発電事業者としてのスタートですね。頑張ります。

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