発電シミュレーションの検算

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このブログでは発電所購入前に発電シミュレーションの検算を推奨しています。

自分自身では、この数式を使えば

「環境的な悪条件がなければ年間10%ぐらいの上触れが期待できる。」

のではないか?と考えていましたが、

年間通して自分の発電所で検算したことがなかったので

このたびデータ公開です。

※以前は知人・友人のデータをもとに検算して

着地ポイントがわかっていたのですが、地場のデータは初です。

これは昨年8月から今年7月までプロットしてあります。

青線がシミュレーション値、ピンク線が実績値です。

昨年の9月、今年の5月、7月と特異点はありますが、

かなり安定して当てにいけています。

第1発電所スペック

パワコン出力44kW

パネル容量69.19kW

年間平均日射量3.25(観測点 福知山 傾斜角5度 方位角15度)

予想年間発電量 64,348kWh

年間発電量実績 63,703kWh

予実差 -1.2%

なかなかの結果が出ています。

この発電所は、影により5%程度のロスが生じている発電所ですので、

外的要因がなければ+4%ぐらいの発電実績が出ていると思います。

まだまだ実績は少ないですが、

過積載率200%の第2発電所の実績もなかなか面白いです。

こちらは、4月ー7月で予実差 11.2%です。

ただし、このシミュレーション値は、

多くの販売業者シミュレーションよりピークカット分厳しくしています。

ここから判る事は

太陽光の先達がいわれているような

「シミュレーションからだいたい上ブレするから大丈夫!!」

というような話はもはやなくなっている。

最近のシミュレーションはギリギリをついているものが多く、条件が悪いとへこむ。

ということです。

詳しいやり方はこちら

こんなはずじゃなかったのに 自分自身も経験していることですが、予定どおり太陽光発電所で収益があがらないというトラブルって最近増えていないで...