アフターコロナの歩き方(全国非常事態宣言を向かえて)

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段々と騒ぎが大きくなってきて3か月程経過しました。
今夜あるいは明日にでも日本全国に非常事態宣言が出されそうな状況になってきました。
最初は

「じっと待てば終わるのでは?」と思われていたこの騒動

どうやら

「ある程度馴染んでから共存していかないとダメっぽい」

と言った見方が変わってきました。

そんな中でどうやってこの世の中を歩いて行こうかと漠然と考えてみます。

そもそも新型コロナウイルスって?とりまく状況

・どうやら感染力が強いらしい
・高齢者は感染すると重症化しやすい
・若者でも重症化する場合もある
・流行始まったのは北半球が冬の時期
・赤道直下や南半球でも感染拡大している
・病院のベッドや人工呼吸器が足らなくなると死者数が急増する
・感染の検査の精度はあまり高くない
・感染していても具体的な症状がわからない場合もある
・日本は感染者が比較的少ないように見える

とにかく、なんとなくわかったようで
実は良くわかっていない。というのが現状ですね。

勝ち筋は?

よくウイルスとの闘いと表現されることが多いですが
どうやったらこの戦い勝てるのでしょうか?

「過半数の人に免疫ができる」
というのが対ウィルスの勝ち筋というか、
ウイルスの進化 V.S. 免疫システム
のいたちごっこが延々続くというのが現状の勝ち筋と思います。
新型コロナが旧インフルエンザのような位置づけになれば
戦いに勝利したと言えるでしょう。

ワクチンや特効薬といものはこれらの勝ち筋の補助機能もしくは
実現手段ということになりますね。
ただ、薬事の問題などで実際使用できるのは1-2年ほどの期間が必要でしょう。

勝ち筋へのプロセス

勝ち筋がなんとなく分かったところで、
今日本はどのように勝ち筋に向かっているのでしょうか。

自粛という一言に濃縮されていますが、

第一に医療崩壊させない。崩壊する時期をできるだけ遅くする。
事に特化した施策が展開されていますね。

・特に重症化の可能性が高い高齢者に感染させない
・自分が既に感染しているつもりでできるだけ人との接触を避ける

この施策を続けながら、
感染&感染から回復した人が6000万人を超えることを狙うのが基本方針となりますね。
この作戦。一体どれぐらいの期間がかかって、
それまでずっと籠城していて、僕たちは生きていられるのだろうか??

というところが現在最大のパラドックスということになりますね。

患って死ぬか、経済的に死ぬか

現状、日本政府の動きを見る限りでは、
日本は経済的に死ぬという選択をしているように見えますね。

国民は「コロナは怖いが経済的に死ねるか!」という結論を出しているようで
一部を除いた大半の人は普段どおり働いておられます。

テレワークしているのは企業全体の5%程度で、
あとは経済を止めまいと一生懸命働いておられます。

そりゃそうですよね。止まったら家賃払えなくなって死にますからね。

大企業や大企業に関連したりお付き合いがある企業は
コロナ感染者を社内から出したらそれこそ「世間から袋叩きに会う」
ということで間接部門から出社禁止を進めていますが、
いずれ「経済的に死ねるか!!」と言わざるを得ない日がやってくることは
想像に難しくないですね。

ウイルスを前提に生きる

さて、そんな中でネット界隈では
アフターコロナをきっかけにイノベーションを起こして
ウイルスがある状態でリモートでも食っていくという話が出ています。
この形、1つの未来形だとは思いますが、
すぐにすべてが移行できないのはいうまでもありません。

アフターコロナの過渡期のイメージ

感染したくない、だけど経済的に死ぬのも嫌

そうなると、
「経済回す人」と「引き籠る人」を分けて活動せざるを得ない
そういった結論がどこかで出ると思います。

そして、ごく一部「引き籠りつつ経済を回せる人」が存在するのだと思います。

このブログの読者様は「経済を回す人」に当たると思います。
そうなると、「引き籠る人」といかに接触せずに
経済活動に従事できるか?
そのあたりがキーポイントになりますね。

本人は、「人から感染させられない」「人に感染させない」を
当面目指して行動するしかありませんね。

・しっかり睡眠を取り
・栄養バランスのよい食事を取り
・しっかりと運動をする

免疫を高める行動を最優先して、いつでも外に出られるように備える。
基本的なことですが、忙しい現代社会ではすごく難しい。

そんな原点回帰が今年なのかなと考えています。