5分で分かるイマドキの蓄電池事情

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EVの最新技術ってどうよ

前回の記事(太陽光で夢の生活)では設備使用率が低いまま再エネ率を上げると「共食い」になるとお話しました。

それを避ける為には、設備使用率を上げるのが一番です。設備使用率を上げる為に注目すべき技術は蓄電池になります。

その蓄電池についての最先端はこのあたり(東北電力の実証)がよい例なのかなと思います。

系統の需給バランス調整にEVを使ってしまおうという実験です。

実はEVってすごいんですよ(日産LEAF)。

40kWhの蓄電池を搭載した車なんですけど、据え置きタイプの蓄電池40kWh買うより安いんですよね。

まさに車付き蓄電池なんですよ。

未来のサラリーマンはこんな感じ?

これはVtoHを使った電力需要ピークのシフトなどの際に出てくるモデルケースです。

・朝EVで出勤

・出勤後会社の太陽光で発電した電気をEVに充電

・満充電のEVで帰宅

・VtoH(Vehicle to Home)でEVの電気を使って電力需要ピーク時間を過ごす

・翌朝の電力需要ピークもVtoH(Vehicle to Home)でEVの電気を使う

※繰り返し

40kWhを一晩で使うのは、王将で5000円食べるぐらい難しい訳でEVを使ったピークシフトというのは以外に手っ取り早く実現できるかもしれませんね。

住宅用太陽光+蓄電池で自家消費っていうのは今、猛烈売り出し中ですよね。
VtoHはこのあたりまで進んでいます。

そうなると、家庭には50kWh程度の巨大な蓄電池が実戦配備される方向になりそうなんですよね。

全量の野立てはどうなんでしょうか

メガソーラーや高圧発電所は蓄電池を積極的に入れてますよね。

中古蓄電池を使ってコストダウンしながらやっているようです。

FIT単価ガー!!

利回りガー!!

認定ガー!!

とか言っている間に、どうやら低圧発電所はかなり置いていかれている感じになっているようですね。

まずは、ピークカット分を系統に流すところから始めて安定出力と設備使用率向上を目指したいですね。

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