太陽光発電所の影の対策

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どうもごましおです。

今日は雑草対策で除草剤を散布してきました。

除草剤は今回から「サンフーロン」を使用、電動噴霧器の7Lタイプのものを購入しました。3L-5Lぐらいであれば奥さんでも担げますし、電動噴霧なので楽ちんです。

電池は単一が6本で結構かかります。電池の持ち次第ではエネループなどの充電可能な電池に変更するつもりです。

さて、第一発電所の発電グラフを見ると1第のパワコンだけ発電量が少ないパワコンがあります。PCS8です。

9時過ぎに他パワコンは5.5kwのピークカット時にPCS8は3.7kW発電。パネルは4枚陰に隠れています。

11時ごろ他パワコンは5.5kwのピークカット時にPCS8は4.6kW発電。パネルは1枚陰に隠れています。

発電グラフを見ると結構な量の出力減衰が見られますが、影はほとんどたいしたことがないかんじです。

一体どうなっているのでしょうか。

この発電所は270Wパネルが8直列4回路の32枚の構成です。全32枚がフルパワーで8,640W

影の影響を考慮して、4枚、2枚のパネルがまったく発電しなかった想定で計算すると

以下のようになります。

8,640(W)-1,080(W)=7,560(W)のはずなのに実際は3,700(W)

8,640(W)-540(W)=8,100(W)のはずなのに実際は4,600(W)

過積載は陰に強いと言われたりしますが、実際ちょっと影がはいっているとはいえ、定格の半分ぐらいしか出力出てないんですね。

第一発電所のパワコンは集中型といわれるパワコンです。発電所のパネルレイアウトを図面で確認すると、実際影がはいっている箇所は8-3というストリングの8枚中4枚のパネルです。

そうなんです、この発電所のパワコンは集中型なのでストリング8-3が4/8で定格の50%出力になってしまうと、他のストリングもそれにひきずられて出力が50%になります、その結果パワコンの定格の50%の出力となってしまっているんですね。

11時頃の場合は、影は見た目2枚分ぐらいですが3枚分ぐらいの影響を受けているようです。

next energyはマルチストリング型のパワコンもリリースしています。

少なくとも第一発電所で影の影響が著しいPCS2,3,8あたりにはマルチストリング型を採用する必要があったのではないか?と思います。

マルチストリング型のパワコンの方が集中型より価格が高いため、実利回りは上がる反面、表面利回りが下がる事を嫌って採用しないケースがあるようですね。

これってパワコンをけちって44kWとかにして表面利回りをちょっとでも上げるという設計と同じパターンのやつですね。

もし、オーナ側は発電所購入前に影が気になる場合はパネル配列やパワコンの機能について確認するようにした方がよいですね。

さて、貧乏オーナの私は今の段階でマルチストリング型を試したいのですが今は厳しい。

そのため、大きく影の入るストリングのパネル配列をいじくって、各ストリングに1枚の影パネルが入るように再構成してみたいと思います。

第6発電所の施工が始まりました。こちらも出来るのが楽しみですねー。こちらはソーラーフロンティアのパネルが設置されます。CISの実力が見られると思うと楽しみですねー。