不調の原因をパワコンに求める

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「弱音を吐いても必ず前を向く」

どうも発電道楽です。

http://www.jyuri.co.jp/solarclinic/

ソーラークリニックで第一発電所の内容をシミュレーションしてみました。

どうやら8月はかなり数値よかったようですね。

パネルメーカのシミュレーションさえ下回った第一発電所について原因を調査中です。

まずは監視装置から簡単にわかるパワコンの変換実績について

一定ではありませんが、定格の変換効率95.5%を上回る実績を残しているようです。

そうなると原因はこんなところしかないですね。

 1.そもそも発電所地域の日照が悪い

 2.発電所の環境(影)の問題

 3.パネルの設置角、方位の問題

 4.パネルの問題

 5.ストリング配線の問題

1.は冒頭のシミュレーション(実績を参考にした値)からすると地域的な問題ではないと考えられます。(絶対ではありませんが)

2.は影のかからないパネルの値から考えてもパネルメーカシミュレーションとほぼ変わらない状況であり、影の影響はあまりなさそうである。

3.パネル設置角は5度から10度、方位は南南西ですね。ここも若干関与しているかもしれません。

4.5.に関しては一番発電の低いPCS7-8の各ストリングの回路抵抗を測ってみたんですが、0.003Ωと問題なさそうな感じです。

頑張って要因を調べたいと思います。

さて、先週仕込んだPCSファンとPCS温度を確認しました。

パネル下に配置されているシェードなしファンなしのPCS8と

シェードありファンありのPCS6との比較です。

ほぼ雨であった1週間ですが、曇りでもパネル下のパワコンの表面温度は30度を軽く超えるようです。

定格(5.5kW)運転をするような時は表面温度が50度を超えています。

最近のパワコンってファンレスなんですけど、廃熱がうまくいっているからファンレスというわけではなく、寿命の短い稼動部品ということでファンを排除したのかもしれません。

シェードとファンで表面温度を約10℃ほど下げられるようです。

これはもうちょっと調査を継続していきたいですね。

意外とファン冷却で発電向上できるかもしれません。
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